2015年9月27日日曜日

FMV-C8230のCPUを交換

※注意
分解・改造を行うと保証も無くなりますし、メーカの想定外の使用になるので故障の原因にもなるかもしれません。
自己責任で・・・・

CNC3020に、パラレルポート付きのPCが必要なので、とりあえずノートを買ってきました。
FMV-C8230で、ジャンクで3500円でした。
メモリ2Gx2とSSD40GBを取り付けましたが、CPUもついでに変えてしまおうと思います。

このPCに搭載されている物はCore2DuoT5500(1.66GHz)ですが、上位グレードではT7400(2.16GHz)を搭載しています。
CPU周波数が上がるのと、キャッシュメモリが2M->4Mに倍増します。
Mach3を使う上で、少しでも性能が高ければステッピングモータの脱調の確率も下がると思うので、がんばって交換します。


 まず、裏蓋のネジ2本と、放熱フィンの掃除用の蓋を外します。
富士通のPCは、フィンの掃除用の蓋があるので、ホコリによる詰まりを解消するのは楽です。


次に、キーボードの奥の左右にあるゴム蓋を外して、中のネジを取り外します。
跡は、キーボードの奥の部分を取り外します。
取り外しは、液晶を水平まで開いた状態で、手前から持ち上げます。
ツメで止まってるので、力を加減しながら外していきます。
ある程度持ち上がったら、液晶の裏側あたりのツメがあるので、そこをマイナスドライバでこじれば外れると思います。


 キーボードの上のパーツは、フィルムケーブルで接続されているので、外してしまいます。
外すには、茶色のパーツを起こす事によってロックが外れます。


 キーボードのフィルムケーブルを外します。
コネクタの左右をつまんで、上に引き上げるとロックが外れます。
ロックあ外れたらケーブルを抜いてキーボードを外します。
キーボードは奥側から持ち上げると外れます。


 キーボードの下のパネルのネジを3カ所外すと、パネルが外れます。
パネルを外すとCPUの放熱部が見えます。
このネジを4カ所外すと、放熱部を取り外す事ができます。
取り外す前に、ファンのケーブルを抜いておきましょう。


 CPUが見えたら後は交換するだけです。
CPUソケットもロックがあり、黒い-部分をドライバで回すとロックが解除されます。
交換したら、ロックはちゃんと戻しておきましょう。


まぁ、せっかくCPUを拝んだので、リキプロを塗っておきます。
これにより、熱によるCPUの減速が防止できれば、Mach3も安定してくれるかもしれません( ´Д`)y━・~~

後は、分解と逆の手順で戻していけば完成です。




後は動作確認して問題無ければ完了~~ヽ(´ー`)ノ