2014年7月16日水曜日

Qosmio T974を、軽く分解してみた

※注意
分解・改造を行うと保証も無くなりますし、メーカの想定外の使用になるので故障の原因にもなるかもしれません。
自己責任で・・・・

今年買ったQosmio T974ですが、ゲームで使ってるといまいち重くなったりする事が多いです。
一応ゲーミングなんですが、所詮はノートパソコンですね。(´・ω・`)
試しにOCCTで負荷をかけてみると、5秒で85℃オーバで計測終了・・・・
95℃まで許容する設定にしても、90℃くらいでCPUを保護する為か800MHzまで落とされてしまいました。
まぁ、8スレッド使うゲームとかは普通は無いので、ここまで極端な事にはならないとは思いますが、廃熱がイマイチな感じがします。
で、どんな風になってるか分解・・・・


一般的なヒートパイプとファンで冷却されています。
GTX770M搭載のせいか、大きめのフィンとファンを搭載していますが、これでもきついみたいですね。(´・ω・`)
ビデオの方は、76℃くらいなので問題無いですが、CPUの冷却がイマイチ。
ちなみに、裏蓋を開けるにはネジを外してPCの手前から開けるだけ・・・・意外に簡単でしたw


搭載している、i7-4700MQ(2.4GHz TB3.4GHz)です。
最近のCPUはトランジスタ数の割にダイが小さく、放熱板との接触面積がきついのかもしれませんね。


GeForce GTX770M
マザーに直接載ってるのかと思ったら、サブボードになってるんですね。
このスロットが規格化されていれば、交換できるとおもしろいのに・・・・
まぁ、こいつに不満はあまり無いので、しばらくは考えなくてもいいでしょうけどw


あけたついでに、CPUとヒートシンクにリキプロを使ってみますw
殻割りした、Ivy用に買ったのですが、まだ余ってるし~~


 このグリス(?)の注意点は、導通があるんです。
電気が流れるので、基板やCPU上のチップコンデンサに付くと、PCがショートして壊れてしまいます。
 CPUの上には、チップコンデンサが付いていて、ここにグリスが付くとPCが壊れてます。
とりあえず、耐熱性のあるカプトンテープで保護しておきます。
あとは、塗り広げればOKです。
塗りすぎるとタレて、基板に付くかもしれないので注意・・・・((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル


 念のため、ヒートシンク側にも塗っておきます。
綿棒でも、割と綺麗に塗り広げる事ができ、綿棒にはあまり付きません。


 結果は、とりあえず改善している気がするw
ファンとフィンの性能不足かと思っていたのですが、どうやらCPUとヒートパイプまでの間の熱抵抗が多かったみたいですね。
8スレッドで負荷をかけると80℃手前までは上がってしまいますが、クロックの極端な落ち込みはなくなりました。

あとは、塗ったグリスが垂れてショートしない事を願うばかり・・・・((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル

2014年7月10日木曜日

.gcode(Slic3r) を .3w(DaVinci1.0) に変換するソフト

2014-12-14追記
Da Vinci 2.0では動作せず、その後に正常動作しなくなる恐れがあります。

2015-01-25追記
本体ファームをRepetier-Firmware-0.92に変更したので、今後は動作テストはできません。
XYZware2.1.5.5・ファーム1.3.1より後で動作するかはわかりません。

2017-04-07追記
XYZware2.1..20.4以降では読み込めないという報告がありました。
2.1.19.2までは使えるそうなので、これを使う場合はこのバージョンまでにしておかなければなりません。
色々試してみましたが、新バージョンで読み込める形式を作る事はできませんでした。
申し訳ないです。

いろいろ実験していると、Slic3rで作成した.gcodeファイルをnotepad++で編集・エンコードの手順が面倒になってきました。(´・ω・`)
探せば、ソフト作ってる人もいるんだろうけど、探しきれなかったので自作・・・



vb.net 2013 expressで作成。.net4で出力しているので、XPでも動くかな?
動作は、Win7(x64)で確認しています。

まぁ、ファイルを指定してボタンを押すと.gcodeファイルを.3wに変換して出力するだけのソフトです。
無条件上書きなので注意してください。(´・ω・`)

Add filament lengthにチェックをつけておくと、Slic3rが計算したフィラメント使用長をダヴィンチ用のヘッダファイルに書き込みます。
チェックを入れてなかったら、0.00を出力します。

XYZware start after conversionにチェックを入れておくと、変換完了後にXYZwareを起動して、変換アプリを終了します。
XYZwareのインストール位置を、HKEY_CURRENT_USER\Software\XYZwareからとっているので、これが確認できないと、起動に失敗してしまいます。

Auto runにチェックを入れておくと、OPENボタンからのファイル選択・ファイルドロップ・引数でのファイル指定の場合に、自動で変換を開始します。
全てにチェックを付けて、.gcodeをこのソフトに関連付けておけば、エクスプローラから.gcodeをダブルクリックするだけでXYZwareで読み込まれます。

あと、Slic3rの設定ですが・・・・


Start G-codeに・・・
; layer_height = [layer_height]
だけいれておけばOKだと思います。(たぶん無くても動きますが・・・・)

ファイルの中身の確認とかまともに処理していませんし、たぶんバグもあるでしょう・・・・
全て自己責任でお願いします。
何か問題がありましたら、コメントでも入れてください。(´・ω・`)

2014年7月9日水曜日

da vinci 1.0 & Slic3r その2

とりあえず、Slic3rの設定を考えているのですが、造形ピッチを0.05にすると何故か、外壁と内部の埋める部分の間に隙間ができます。


なんでこうなってしまうのかは、全然わかりません(´・ω・`)
実際に出力しても、こんな感じで仕上がります。

試しに、XYZwareでスライスすると・・・・ 


当然、正常にスライスされます。

ノズル径0.5mmで造形ピッチ0.05mmは無茶かなと、とりあえずノズル径を0.35にしてスライス・・・
  

・・・・隙間は微妙にありますが、何故か改善してますw
この程度の隙間なら、実際に出力すれば埋まってしまうでしょう。
ただ、ノズル径を正しくない数字にしているので、寸法がずれてくる可能性がありますね。
ちなみに、ノズル径0.5mm/造形ピッチ0.1mmでも、こんな感じになってしまいます。
他にも設定があるのかなぁ~~~(´・ω・`)

まぁ、ノズル径0.5mmでは無茶なのかもしれないね・・・

※2014/07/15追加
 ノズル経は0.5mmではなく、仕様を見ると0.4mmですね・・・・ 

※2014/08/07追加
 Default extrusion widthを0.4に設定してやると解決しました。
 念のため、Extrusion widthの他の項目も0.4に設定しておきました。

2014年7月8日火曜日

da Vinci 1.0 & Slic3r

ダヴィンチ1.0でSlic3rでスライスされたデータでプリントできました。
やり方は、他のサイトで書かれていますが・・・

Slic3rでスライス

Notepad++で読み込む

先頭にダヴィンチ用の7行を追加
; filename = composition.3w
; machine = daVinciF10
; material = abs
; layer_height = 0.10
; total_layers = 173
; total_filament = 0.00
; extruder = 1
※とくに書き換えずに貼り付けるだけ

Notepad++のプラグインでMIME Tools > Base64 Encode with UNIX EOL でBase64でエンコード(その前に、内容を全選択してください)
※予めNotepad++に、MIME Toolsのプラグインをインストールしておく

拡張子を.3wに変えて保存

XYZwareで読み込む

印刷!ヽ(´ー`)ノ

基本的に、これでSlic3rでスライスしたデータを出力できます。
私がつまずいたのは、Slic3rの設定でフィラメント温度を230℃(結合がよくならないかなと・・・)に設定して出力したのですが、ノズル清掃後ノズルがテーブルの上に来たときに止まってしまいました。
どうやら、本体で温度リミッタがかかってるのか、210℃以上はいけないみたいです。
で、設定温度の230℃を待って止まってしまうのかな?
今は、200℃に設定しています。

(2014/08/07追記)
どうやら、210℃以上でもOKみたいです。
240℃に設定したデータを送信しても、一度210℃で動き出して出力直前に240℃に上がるのを待ち、240℃に上がれば出力を開始するみたいです。
私の我慢が足りなかっただけですね(´・ω・`)


まだ、Slic3rの設定がうまくいってないのか、出力結果はイマイチな感じですが、自由度が上がったのでこれからが楽しみ~ヽ(´ー`)ノ
ちなみに、造形ピッチ0.05でも出力できます。(機械精度が微妙なので、結果はイマイチだけど・・・)

あと、C:\Program Files (x86)\XYZware\conf にダヴィンチの設定ファイルらしき物があります。
これを、Notepad++でBase64でデコードしてみると、出力用の設定を見る事ができます。
ファイルを見てると・・・・
温度 : 200℃
ノズル径 : 0.5mm
・・・と、設定されているみたいです。
ノズル径は、これを参考にSlic3rに設定・・・・
しかし、この設定ファイル・・・Slic3rの設定ファイルに似ている気もする・・・
ただ、これも温度だけ書き換えて試してみましたが、温度を上げる事はできませんでした。
書き換えたとしても、印刷時の設定画面の項目と同じ部分もあるので、無視される部分もある気はします。


しかし、いちいちファイル書き換えたりエンコードしたりするのも面倒なので、なんか考えたいな・・・・(´・ω・`)

※2014/07/15追加
 設定ファイルのノズル経は0.5mmでしたが、本体の仕様を見ると0.4mmですね。
 この設定ファイルは使われていないか、殆どのパラメータは書き換えて使っているのかもしれません。 

※2014-12-14追記
  Da Vinci 2.0では動作せず、その後に正常動作しなくなる恐れがあります。