2015年1月31日土曜日

KDL-40V2500の修理

※注意
分解・改造を行うと保証も無くなりますし、メーカの想定外の使用になるので故障の原因にもなるかもしれません。
また、高電圧部分もあるので感電に注意する必要があります。(どこが危ないか分からない方は開けてはいけません><)
修理に出す価値は感じないけど、直ればまだ使おうと思ってるなら参考にどうぞ・・・・
自己責任で・・・・

KDL-40V2500が「しばらくお待ちください」病になってしまいました。
この症状は、結構報告が多く修理の情報も多いので、参考にしながら修理してみました。


放送を受信しようとすると、「しばらくお待ちください」と表示されたままになります。
待っても映りませんw
電源を入れ直すと、希に映ります。


裏蓋の開け方ですが、基本的には台をつけたままで行えます。
←のあるネジを外すと、簡単に外す事ができます。
矢印のついていないネジは外さなくてもOKです。


ちょっと見落としやすいのが、この2カ所です。


右側の棒を外します。
下のネジを2カ所とれば外せます。
ちなみに、左側は高電圧部品です。
感電するかもしれないので、絶対に触らないように(`・ω・´)


カバーを外す前に、線を止めてるテープを外し、BCASカードスロットの線を外しておきます。
上を通ってる線のコネクタは外しておきましょう。
これも、矢印のネジを外すだけです。
アナログRGBの端子のネジも忘れずにw(六角が必要です。)


右上が、今回の故障原因になる事が多い基板です。
結構使い回しているみたいで、V2500以外でも使われているみたいです。
ちなみに、フラットケーブルを外す時は、必ずロックを解除してください。(無理に引っ張ると壊れるかもね)


問題の部品達です。基板両面に複数存在しています。
集合抵抗なのですが、この部品のハンダが割れて導通しなくなると動かなくなるという説があります。
ハンダが割れる原因は、熱による膨張・収縮の繰り返しによる金属疲労でしょうかね?


用意したのは、ハンダ用のフラックス。
いらんかもしれませんけどw


小型のトーチ。
ターボライターみたいなものです。
ホームセンターで1000円くらいです。


問題の部品に、フラックスを塗ります。
ハンダは足しません。


トーチで暖めます。((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
暖め過ぎると壊れますw
私の場合、炎の先を少し当てる状態で1個につき3秒程度でやっています。


ハンダが少し光沢が出ると思うので、それでOKだと思います。
後は、同じ部品を見つけて、同じ作業をしていきます。
他の部品はしないほうがいいです。
特にIC・コネクタ・コンデンサは、トーチの温度が高すぎるので壊れます。


全部やったら、蓋を戻して完成ヽ(´ー`)ノ
ちゃんと映りましたw

ちなみに、この修理を2台やっていますが、1ヶ月順調に動いているみたいです。
要経過観察・・・・

31 件のコメント:

  1. ここを参考にして無事KDL-40V2500を修理できました。
    私は小型のトーチの替わりにヒートガンを使用しました。
    まだしばらく現役で使えそうです。
    ありがとうございました

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  2. お役に立ててよかったです。
    持っていればヒートガンの方が、安全かもしれないですね。(他のトコでも、ヒートガンを使用した方が多かったと思います。)

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  3. 高電圧部品は、コンセントを抜いていても感電しますか?

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  4. コンセントを抜いても、コンデンサに貯まった電気で感電する事があります。
    通常は、コンセントを抜いて数日置いておけば、電気は抜けるとは思います。
    (それでも、完全に抜けるか分からないので、触らない方がいいとは思います。)

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  5. こちらを参考に私も修理に挑戦し、無事復旧しました。ありがとうございます。感謝です。私は半田ゴテを当てて修理をしました。
    今回の修理で妻と娘からの評価も上がり良いことばかりです。

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  6. 修理の参考になって幸いです。
    映ればまだまだ付けるテレビですので、まだまだがんばってほしいですね。

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  7. なぐぅ様 HP情報ありがとうございます。
    1度目は、購入後5年9か月後に起こり、sonyサ-ビスマンに直してもらいました。19000円程かかった次第。その修理後2年6か月で再発してしまい 再度お金をかけるのに躊躇していたところでした。今回は HP情報に沿って行い無事に治りました。ガスライタではなく、ヒ-トガン(工業用ドライヤ)を使用しましたが上手くできました。チュ-ナ-基板の故障ぐらいはメ-カ側で交換基板を用意してもらいたいものですね。8年程度で2回も発生するとは情けない感じがしました。 

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  8. 再発するとは、辛いですね・・・
    有償修理なら、同じ故障が無いように対策してほしいものですね。

    修理の参考になって幸いです。
    これで、何度でも蘇りますね。

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  9. なぐぅ様
    大変助かりました。
    私の方は、2007年に購入したKDL-32V2500で9年以上問題なく使えていたのですが、先週急にこのような症状がでました。
    最近は便利なもので、インターネットで検索すると同じような症状がたくさん報告されているようで、年数も含め諦めモードでしたが、このHPにたどり着きやってみました。
    見事、復帰しました。家族にも鼻タカダカです。
    ありがとうございました。

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    1. 参考になって幸いです。
      ちゃんと動けば、フルHDですしまだまだ使えると思います。
      なおってよかったですね。

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  10. なぐぅ様
    2006年購入のKDL-40V2500が同じ症状になり、廃棄を考えていた所でこちらを発見し修理の参考にさせていただきました。
    工具にお金を掛けたくないとの思いから、ターボライターで行ったのですが、恐る恐るだったので、一度目は失敗・・・二度目は壊れてもいいやと開き直り、少し長めにあぶったところ見事復旧!!
    ただ、新しいTVは購入済みなので、別部屋で第二の人生?を送ってもらう予定です。ありがとうございました!<(_ _)>

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  11. なぐぅ様

    同じ機種で同じ症状、10年保証に入っていたものの修理部品がないとのことで修理不可と言われましたが
    このサイトを参考に、試した所、映るようになりました。ありがとうございました。

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  12. なぐぅ様
    2007年4月購入のKDL-32S2500ですが、おかげ様で映るようになりました。家族一同、大感謝です。
    ありがとうございました。

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  13. なぐぅ樣
    KDL-32S1000で中の配置が異なりましたが、なぐぅ樣のサイトを参考に何とか当たりをつけて、フラックスと小型のトーチでチャレンジしました。お陰様でバッチリです!ありがとうございました。

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  14. なぐぅ様
    自宅のKDL-40V2500もみなさんと同じ症状でした、皆さんと同じ道具を使って、一度映るようになったが、三日ほどまた再度症状が再発、再度手術したが、どうしても復帰まで至らなかった、ソニー製品に失望して、非常に残念、ソニー社とおんなじ結果になってしまった。

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  15. うまいこといかなかった者です(>_<)
    ちなみにこの部品場所によっては近くに他の
    形の部品があって、トーチをやると
    どうしても当たってしまうのですが、
    その場合は避けた方がいいですか?

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  16. この手の修理方法では「ダメなら諦めて捨てよう」くらいの思い切りが必要だと思います。
    私の使ったトーチくらいでは、他の部品に影響でるレベルではなかったとは思いますが、大型の物でしたらちょっと危ないかもしれません。
    周囲にある1mm程度の小さな部品は割と熱には強いですが、3mm程度の黒や銀の部品は熱に弱い傾向があります。
    どうしても他の部品への影響が気になるのでしたら、アルミホイルを上にかぶせて保護するのも1つの手です。
    後は、トーチを当てたときにハンダの光具合が変化(ちょっとくすんだ感じから、光沢が出ます)するので、それで当て具合を判断するしかありません。
    直るといいですね。

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  17. 参考になりました。ありがとうございました。突然の高額出費を回避できました。
    私の場合はホームセンターで売っているポケットバーナーとフラックスで対応しました。バーナーを当てる距離と時間が慣れてくると楽しくなってきますね(#^.^#)

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  18. 購入して10年以上経過しているKDL-32V1000が同じ症状になり、ここを参考にトライしてみました。外部入力のみのモニターで余生を送る予定のテレビが、見事に復活してくれました。ちなみにフラックス+ガストーチで多連抵抗すべて炙りました。

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  19. こんばんは。
    どの部品でどの場所に有るのか少し解らないのですが、20個近く同じ部品が有るのですがそれを全てやるのでしょうか。すいません教えて下さい。

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    1. こんばんは。お返事遅くなって申し訳ないです。
      昔ネットで見た時に、集合抵抗とだけしか書いて無かったので、写真と同じ部品を全部行っています。
      おそらく、ヒートシンクのついた部分付近が交渉している可能性は高いと思いますが・・・・

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  20. おはようございます。ありがとうございます。
    今から挑戦します。

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  21. 管理人様なぐぅ~さん、はじめましてこんにちは。私もこの間、半分故障したKDL-32V1000を頂いて、映らなくて困っていたので、こちらのページは非常にありがたいものでした。先程苦労の末、なんとか修理成功しました。本当にありがとうございました。ちなみに、日本製ポケトーチとgootフラックスを使いました。ご説明の通り、黒いムカデのようなあいつを裏表全部、少し壊すつもりで火で炙りました。まだ成功してない方も、どうか再チャレンジ頑張ってください。では機会がありましたら、また...。  m(_ _)m 

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  22. 管理人様 KDL-32S2500ですが、私も映るようになりました!大感謝です。ありがとうございました!感謝!感謝!

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    1. なぐぅ様
      初めまして当方KDL-32V1000を使っているのですが画像とは違う配置になっています
      何処を外して修理すればよいか分かりません
      教えて頂けますでしょうか?

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  23. こんばんは。
    KDL-32V1000は持って無いのと、分解画像が見つけられなかったのでどこにそれがあるのかわかりません。
    同じ基板だとしたら、LANポートのついてる部分になると思います。
    こちらと同じ構造なら、金属カバーがついていると思うので、それを外さないと見つからないと思います。
    感電には気をつけてくださいね。

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  24. なぐぅーさま、貴重な修理情報を掲載頂きましてありがとうございます。
    うちのKDL-40V2500は約10年でこの故障が発生しました。
    最初は、はんだごてで作業するつもりでしたが、実物の実装密度が高すぎるので断念、お勧めの小型トーチを使う方法でトライしました。1回目はフラックスがなく、どの程度炙っていいのか分からず失敗。フラックスを買って再トライし、更に2回基板を炙ってようやく直りました。(最初、音声が出ずあきらめていたのが、急に復活。この症状が改善した理由は不明です。)自分的には炙り過ぎというぐらいがちょうどいい感じでした。これで買い替えずにバックライトが壊れるまでは使えそうです。本当にありがとうございました。

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  25. なぐぅ~さんありがとうございました。KDL-40V2500ドライヤーで復旧です。一時的でも感激です。

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  26. ネットでココにたどり着きました。最初トーチでトライしましたが怖くてうまく炙る事が出来ず。失敗。アマゾンで安いヒートガンを買って、再トライで修理出来ました。ヒートガンを使った方が簡単です。ヒートガンは¥2,000-位の物で2段切替え付。LOWで充分です。放熱板(アルミ)の周りのハンダを溶かしました。ありがとうございます。

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  27. ありがとうございました。KDL-40V2000でしたがトーチは怖いので小さい
    ヒートガンにさらにアルミパイプでノズルを絞ってピンポイントにあてたら治りました。

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  28. 2007年製のKDL-32V2500ですがばっちり直りました。実は3年前にもこちらを参考に同様の修理をしてまして、今回で2度目の復活になります。なぐぅ~様の丁寧な解説のおかげです。ありがとうございました!

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